前回はレンダリング周りの初期化について説明しました.今回はその続きでレンダリングループについて書きます.この投稿でOculus Rift + C# + OpenTKの記事は最後です.
レンダリングループの準備
描画先をフォーム上に配置した GLControl にしたいので,Shown イベントに下記のコードを追加します. 続きを読む
今回からOculus Rift DK2でのレンダリングについて書いていきます.
基本的には,
をアプリケーションの起動時に初期化して,
をレンダリングループで実行する,という流れで描画します. 続きを読む
前回はデバイスの初期化について書きましたので,今回はヘッドトラッキングの初期化とレンダリングの準備を行います.
Oculus Riftには内蔵の9軸センサを用いたポーズトラッキングが実装されています.また,DK2からは赤外線カメラを使ったポジショントラッキングにも対応しました.この機能を有効化するには,Shown イベントで ConfigureTracking() 関数を呼びます.
private void MainWindow_Shown(object sender, EventArgs e) { /////////省略//////// //トラッキングの初期化 OvrHmd.ConfigureTracking(hmd, TrackingCaps.Orientation | TrackingCaps.MagYawCorrection | TrackingCaps.Position, 0); OvrHmd.RecenterPose(hmd); /////////省略//////// }
ラッパークラスを使ってC# + OpenTKでOculus Rift DK2に映像を表示する方法を説明します.
Visual Stduioを起動し,「ファイル -> 新規作成 -> 新しいプロジェクト」から「Visual C# -> Windows デスクトップ -> Windows フォームアプリケーション」とたどってソリューションを作成します.